屋内投球練習場のある病院
当院は、全国でも珍しい本格的な屋内投球練習場を備えた病院です。5階にある投球練習場では、医師または理学療法士立会いの下、患者さんにピッチングをしていただき、ボールの速度や回転数、回転軸などを計測しデータ化することでケガの回復状況や今後のリハビリ計画を立案などをします。患者さんにとっては、日を追うごとにデータが良くなることで回復している実感が捉えやすくなり精神的にも落ち着き、次のステップへの意欲にも繋がります。また、これをきっかけに日頃の投球フォームの見直しやケガをしないためのフォーム改善も医学的見地からアドバイスすることが可能になります。
尚、ピッチャーズプレートからホームベースまでの距離は18.44mと少年野球用の16mで作られています。
テクノロジーでデータ分析
Rapsodo(ポータブルトラッキングシステム)で計測
投球練習場では、ただ投げて様子を見るのではなく、テクノロジーを駆使して投球内容を細かく分析します。分析されたデータは蓄積され今後の治療やリハビリにも応用されます。
Rapsodo(ポータブルトラッキングシステム)計測できる主なデータは下記の通りです。
- 球速
- 回転数
- 回転軸(回転方向、ジャイロ角度)
- 回転効率
- 縦と横の変化量
- リリースポイントの位置・角度
- 投球軌道の予測
PULSE THROW
PULSE THROW で計測できる主なデータは下記の通りです。
- エルボートルク
- アームスロット
- アームスピード